きれいで簡単にふえるやつがすき

趣味で飼育しているクワガタの飼育記録を投稿します。小型種多め。

オパクスサビクワガタ 飼育メモ

こんにちは。もとおと申します。

自分のクワガタ飼育を備忘録的に記録していこうと思います(^^)



初回は、この種

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オパクスサビクワガタです。
渋いフォルムと色合いが魅力的です☺️
超がつくマイナー種とか言っちゃやーよ。

東南アジアの島嶼を中心に広く分布するようですが、入荷はぜんぜんないです。個体数が少ないというよりかは、現地の採り子が採集してないんでしょう。たぶん。

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♀。♂の大きさから考えるとめっちゃデカく見えます。

事前リサーチによると、完全材産みとのこと。♀を見た感じも材産みっぽい。材産み苦手なんだよなぁ…(^^;



【2020年3月半ば 成虫入手】
インドネシアの輸入業者から購入。♂33ミリ、♀29ミリ。ワイルドは毎度微妙に値段ついてますね。
到着後、1週間程で産卵セット組みました。


【2020年3月末 産卵セット】
産卵一番に1ヶ月ほど寝かせていい感じに柔らかくなった人工カワラ材でセット。材は半分マットから出してましたが、全出しでもいいかも。
温度は23~4℃くらいだったと記憶してます。
念のため、♂♀同居。


【2020年4月25日 割出】
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わっさり。事前に試し割りしたものも含め、30頭弱採れました。幼虫も卵もありますが幼虫の方が多かったです。
「まさかこんな木っ端に…」というところからも出てきました。一度スイッチ入るとめっちゃ産むのかもしれません。

親は目を離した隙に交尾してました。交尾意欲は強いようです。

採れた幼虫は大半を恵栽園のクワガタマットへ、6匹ほど2~3ヶ月放置してたくわプラの800カワラ菌糸へいれました。


【2020年7~8月 羽化】
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カワラ菌糸に入れてたやつから先に羽化。孵化から3~4ヶ月で羽化したことになります。早っ!!!

マット組も半月ほど遅れて羽化開始。なお、マット組よりも圧倒的に菌糸組の方がデカかったです。(アベレージで5ミリ前後大きさ違いました。)
最大♂は29ミリ、♀は25ミリ。親越えならず。

マット組は半分くらい落ちましたが、菌糸組は明らかに異常があった1匹以外は羽化。完全に菌糸でやらないとダメな種のようです。


【2020年9月 次世代ブリード開始】
7月中旬羽化の個体が8月の末に徘徊を始めたので、活動開始と判断。なにぶん後食してるんだかしてないんだかわからない種なもので。
同時期羽化の♀とお見合いさせたところ反応してたので、頃合いみて産卵セットで同居させようと思います。


幼虫採れたら、何の菌糸が合うのか色々実験してみようと思います。目指せ長歯!