デハーンホソアカクワガタ
Cyclommatus dehaani (Westwood, 1842)
西カリマンタン WF1
46.4ミリ 親個体
小型種ながらも、立体的な造形をしている頭部に大変迫力があり非常にカッコいいホソアカ。野外♀持腹からこんなのが出てきて惚れてしまいました。WF2が羽化してきたので軽くまとめます。
飼育段階における細かい日付を失念しているため有益な内容とは言えないかも…。
2021年7月3日 産卵セット
♀がバタバタ落ち始め、いい加減ペアリングしないとまずいということでペアリングを行った記憶(最初からやる気が感じられないとか言ってはいけない)。
早々にメイトガードを確認し、1400ボトルに産一固詰めのお手軽セットに投入。
真夏でしたので室温の25℃くらいでのセットになったと思います。
2021年8月28日 割出
セット後2週間程度で幼虫が這いまわり始め、「早いな~」と感心。小型ホソアカは孵化が結構早い印象です。そして放置…
20頭幼虫を得て、けいさいえんマット500ボトルへ投入。♀は干からびて死んでました
2021年11月頭 ♀羽化
11月頭にはほとんどの♀が羽化。8~9月に室温管理してるもんだからそりゃ早いワケで。
羽化後2週間もすると活動を始める♀も。パプキンもびっくりの繁殖サイクルでございますな…。
2021年11月下旬~12月 ♂羽化
♀に遅れることおよそ1か月、♂も羽化開始。幼虫投入後3~4か月でこんなにカッコいい虫に出会えるのはいいこと。
…しかしながら、サイズは42~44ミリ程度と振るわず。晩夏~初秋に室温飼育したんだから当たり前
まだ計測していない♂もいますがどんぐりになるんだろうなと思っています。
羽化頭数は、5♂13♀。2頭落ちました。
まとめ
2021年12月7日羽化 WF2 44.4ミリ
ブリードが容易でサイクルも早く、何も考えなくても40upのカッコいい個体に出会うことができるため非常におすすめの種類です。人気がなく安価なのでぜひ一度飼育してみてはいかがでしょうか。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
以下、自分用のメモ。
・羽化後はまめに様子見て成虫を落とすな
・産卵数があまり多くないため複数♀を使った方がいいかも
・マットが乾き気味だったため乾燥防止方法を検討すべき
・冷やせ