つづき。
前回→タリアブ島産 フィリピンネブト バンガイエンシス 産卵 - きれいで簡単にふえるやつがすき (hatenablog.com)
1.2021年11月18日 割出
既に幼虫が這いまわっていたので割出敢行。2齢幼虫21頭と、ネブトとしては少ないながらも累代には十分な数をゲット。
♀はご臨終。オツカレサマデシタ
Uマット+根食い食いカス+黒土少々を混ぜ、若干緩く詰めてセットしてましたが、幼虫が固い部分から出てきたことを考えるともう少し固く詰めてもいいかもしれません。
16頭は500ボトル、5頭はパンケタコ飼いへ。
超特大と言わずとも、ぶっちょい個体として羽化してほしい…
2.2022年3月17日 ♀羽化確認
投入後4ヶ月で♀は全頭羽化。噂に聞いていたとおり一瞬ですね…。
♂は蛹。
3.2022年3月19日 ♂羽化
うっかり割った繭玉に羽化寸前だったものがあり、2日後には羽化していました。
大アゴ基部が太く、まさしく「根太」という感じでGoodです。
4.羽化個体紹介
♂①28.7mm APBWF1-01
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年1月20日 幼虫体重計測 3.0g
2022年3月26日 羽化
♂②28.2mm APBWF1-02
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年3月26日 羽化
♂③28.4mm APBWF1-06
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年3月20日 羽化
♂④29.4mm APBWF1-13
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年3月28日 羽化
♂⑤28.4mm APBWF1-15
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年3月26日 羽化
♂⑥31.7mm APBWF1-17
2021年11月18日 割出 Uマット@パンケース多頭飼育
2022年4月6日 羽化
最大個体。30ミリ超えると重厚感がグッと増しますね。
♂⑦28.3mm APBWF1-18
2021年11月18日 割出 Uマット@パンケース多頭飼育
2022年3月24日 羽化
♀①18.7mm APBWF1-03
2021年11月18日 割出 Uマット@500クリアボトル
2022年3月17日 繭割り羽化確認
以下、画像割愛。
♀②19.0mm APBWF1-04
♀③18.4mm APBWF1-05
♀④18.6mm APBWF1-07
♀⑤17.4mm APBWF1-08
♀⑥18.4mm APBWF1-09
♀⑦18.2mm APBWF1-10
♀⑧?mm APBWF1-11 羽化後死亡
♀⑨17.6mm APBWF1-12
♀⑩17.2mm APBWF1-14
♀⑪17.7mm APBWF1-16
ここまで♀500Uマット組。
♀⑫19.1mm APBWF1-19
2021年11月18日 割出 Uマット@パンケース多頭飼育
2022年3月17日 繭割り羽化確認
♀⑬18.5mm APBWF1-20
♀⑭18.8mm APBWF1-21
ここまで♀パンケ組。
5.まとめ
ネブトほぼ初挑戦ながらも、WDから産卵~羽化まで到達できました。ネブト入門種の肩書は伊達ではないようです。アクミナートゥスはコケました
大腮基部の太さと力強い湾曲からは、小型種とは思えないカッコよさを痛烈に感じ取ることができます。羽化までの期間が短く、価格も安価ですので、ネブト初挑戦にはうってつけの種類といえるでしょう。
しかしながら30upは1個体のみと、サイズは振るわず。
500ボトル飼育でも、特大とは言わずとも33upくらいは出るだろうと思っていたのですが、甘く見すぎていたかもしれません。
いや、ペレン産が特別大型化するだけ。腕のせいじゃないよ。
ペレン産が特別大型化するだけ。腕のせいじゃないよ。
ペレン産が特別大型化するだけ。腕のせいじゃないよ。
たぶん。